新米ってなに?

新米という言葉をよく聞きますが、どのようなお米が新米なのでしょう?一般的に、お米は秋に一斉に収穫されて、出荷されます。したがって、秋に刈り入れられてから、翌年の秋に次の年のお米が刈り入れられるまでの1年間は新米と呼ばれるわけです。次の年のお米が刈り入れられると、1年前に収穫されたお米は古米と呼ばれるようになります。翌々年のお米が収穫されると古古米、翌々々年は古古古米というように呼ばれていきます。お米は基本的に長期間保存ができますが、ある程度の味で食べられるのは3年目くらいまでなのです。

新米は米袋への表記は、異なります。米袋に新米と表記できるのは、9月、10月の刈り入れから、12月31日に精米された米までです。1月1日以降に精米されたお米は、米袋に新米と表記することはできません。つまり、秋ごろから3ヶ月程度の期間新米と表記された米袋が店頭に並ぶわけです。新米を炊くコツは、通常のお米よりも若干少なめの水加減で、炊くことです。新米は水分含有量が多いので、気持ち少なめの水で炊くと良いとされているのです。しかし、これは非常に微妙な水加減になりますので、あまり気にせず普段と同じように炊いても、それほど問題はありません。
それではおいしいお米を購入したい場合は、いくらくらいするのでしょうか?お店には10キロで2千円台の激安米から、10キロで1万円を超える超高級米まであります。一般的なご家庭で食べられているお米は、10キロで4000円前後のものが主流です。お金に余裕がない大家族などですと、10キロ3000円前後のお米を食べているかもしれません。一般的に、高級米と呼ばれているのは、10キロ5000円を超えるようなお米です。このクラスを超えてくると、さすがにおいしいお米が増えてきます。逆にこれ以上の値段ですと、値段に比例して味があがるわけではありません。10000円の超高級米が5000円の高級米よりもおいしいとは限らないのです。10キロ5000円から上は、ブランド代や流通業者の販売戦略も係わってきますので、一概に値段が高ければおいしいとは限りません。ただし、10キロ5000円あたりまでですと、ある程度は値段とおいしさが比例します。10キロ3000円よりも10キロ4000円が、10キロ4000円よりも10キロ5000円がおいしいお米である可能性が高いのです。これは、お米の原価がかかわっています。お米屋さんが仕入れるお米の値段が、玄米1俵(60キロ)で15000円程度なのです。すると玄米10キロの原価が2500円程度となりますが、精米して白米にすると10キロ2800円弱となります。これは、一流のおいしいお米の原価です。当然、原価10キロ2800円のものを3000円で消費者に売れるわけがありません。4000円でも苦しいでしょう。10キロ2800円で仕入れて5000円程度で売るのが現実的なラインです。従って、3000円や4000円で売るためには、古かったり、割れていたり、粒が小さいなどの質の悪いお米をもっと安値で仕入れて売るか、高品質のお米と安いお米をブレンドして売るしかないわけです。10キロ3000円などでは、お米本来の味が堪能できる高品質のお米は買えないのです。

 

あくまでも値段と味が比例しているとは言えませんが美味しいお米ほど高いのが現状です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です